成果に繋がる質の高いSEOコンテンツを制作するための10の手順

こんにちは、マリオテニスで盛り上がりすぎて捻挫したじょーじです。

今回は膨大な量の記事コンテンツを執筆し、思い返せばなんだかやたらたくさんのキーワードを上位表示させてきた経験から、「成果に繋がる質の高いコンテンツ」を作るための流れについて書いていこうと思います。

さてさて、「質の高いコンテンツ」と耳にすることは多いですが、それって一体なんでしょうか?

一言で言えば私たちは「伝えたい情報が伝わるべきユーザーに伝わり、喚起したい行動を促せる期待ができるコンテンツ」と考えています。

そんなコンテンツを作るためには「ただ文字を書くだけ」ではダメ。ダメなのです。

しっかりと調査し、まずは戦略的にアウトラインを作ってから書き進めることが重要です。

今回はソーシャルでの拡散を狙った企画要素が強いコンテンツの作り方ではなく、オーガニックSEOで上位表示を狙うために私たちが行っている10の手順を記載していきます。結論から言えば私たちは下記のような流れで進めていきます。

  1. ライティングキーワードのリスト化
  2. ペルソナの作成
  3. サジェストワード、共起語の洗い出し
  4. 競合サイト調査
  5. 検索結果画面調査
  6. 第一回ユーザーの声の収集(オンライン)
  7. 章立ての作成
  8. 第二回ユーザーの声の収集(オフライン)
  9. 執筆
  10. 第三回ユーザーの声の収集(オフライン)

深くコンテンツに向き合い、深く考えて、しっかり愛を込めて作ったコンテンツを作るため、ぜひ参考にしてみてください。

CONTENTS

手順1 ライティングキーワードをリスト化しよう

オーガニックサーチでのSEO対策を想定している場合は特に「どのようなキーワードに対してどのような回答をするコンテンツを作るのか」というキーワード戦略を立案する事が重要。

キーワード戦略を練るために、キーワードプランナーなどを活用してキーワードリストを作成し、ライティング対象となるキーワードをピックアップすることからスタートします。

弊社ではスプレッドシートでキーワードリストを作成、管理しています。

手順としては、

①ラッコキーワードを使用してキーワード郡の全体像を抽出、全キーワードをコピー

ラッコキーワード(旧関連キーワード取得ツール)に任意の文字を入力すると、そのキーワードに関連するサジェストワードを調べることができます。

右上の「全キーワードコピー」からコピーしましょう。

ラッコキーワードはこちら

②キーワードプランナーの「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックし、コピーした内容を貼り付ける

コピーしたらキーワードプランナーで調べます。「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックし、先ほどコピーしたキーワードを入れ込みましょう。

③エクスポート部分から「過去のプラン指標」を選択し、エクスポート

過去の指標を選択し、データをエクスポートします。

④これを他のキーワードでも繰り返し行いキーワードリストを作成、随時ブラッシュアップ

エクスポートしたデータを数字順に並べ替えたり、不必要な項目を削除したりします。

その後は他のキーワードも同じ手順でエクスポートし、キーワードリストを作っていきます。

作って終わりではなく随時ブラッシュアップを行ってきましょう。

 

簡単な作り方は以上です。

このキーワードリストから月間検索ボリュームやビジネスとの親和性、そもそもコンテンツ化できるのかなどなどを考え、どのキーワードでコンテンツを作るかを決定。アウトライン制作に進みます。

手順2 「どのようなターゲットに届けたいか」をクリアにし、キーワードに対してのペルソナを作成しよう

「キーワードを決定し闇雲に文字を書くだけ」ではせっかくの情報が薄くなってしまう可能性があります。

まずは「その情報をどんなターゲットに届けるの?」ということをしっかりと考えることが重要。キーワードを決めた後はキーワードごとにしっかりとペルソナを考えましょう。

しかし希望的観測や企業のご都合主義で作られたペルソナでは意味がありません。ペルソナ像をどこまでリアルに描けるかは非常に重要なポイント。

ここで気を付けておきたいのは「この情報を役立ててくれる象徴的な存在としてのペルソナなため、他のユーザー層に向き合わないという意図はない」ということ。あまりにペルソナにのみ特化してしてしまうと、世の中に情報が受け入れられない可能性があります。

さらに作るコンテンツの「型」によってもペルソナに求める情報は異なります。

専門性、情報性を強めたい場合はペルソナの詳細な人物背景を、感情に訴える企画生の強いコンテンツの場合はペルソナが大切にしている価値観にフォーカスを当てます。

手順3 そのキーワードの共起語やサジェストキーワードを洗い出そう

そのキーワードの周辺にはどのようなキーワード、ニーズがあるのかを可視化します。それによりコンテンツ内に登場させるべき言葉や観点の抜け漏れを防ぐことができます。

余談ですが「共起語」とは、特定のキーワードに関する文章で特定のキーワードとセットで頻繁に出現しやすいキーワードのこと。 サジェストキーワードは、特定のキーワードとセットで検索されやすいキーワードのことを指します。

先ほどのラッコキーワードではサジェストキーワードを抽出することができましたね。

「共起語検索ツール」「共起語分析ツール」などと調べると複数無料サービスが表示されるので、使いやすいものを試してみてください。

手順4 そのキーワードで検索した時に表示されている競合サイトとその内容を洗い出そう

コンテンツを作る際に欠かせないポイントは、そのキーワードに対する回答の網羅性と独自性。

キーワードに対して過不足なく網羅的に観点がカバーできていること、さらに独自の観点が盛り込まれていることが非常に重要です。

それらを意識し、そのキーワードで検索した時にどのようなサイトのコンテンツが上位表示されていて、それはどんな内容のコンテンツなのかを調べます。

まずすべきことは観点の洗い出し。

  • 1位のサイト:AとBとCについて記載
  • 2位のサイト:BとDとEについて記載
  • 3位のサイト:AとCとFについて記載

であればA〜Fまでの観点はコンテンツに入れ込みたいところです。もしFがそのサイトでしか言えないことであった場合などは省きます。

さらにA〜Fに加えて独自の観点はないか、新しい観点はないかを探します。

でももし上位5コンテンツがあまりに有名なサイトが独占しているような場合、あえてそのキーワードでは書かないという選択肢もあり得ます。

手順5 そのキーワードでのSERPはどうなっているかを調べよう

検索キーワードの種類によってSERP(検索結果画面)は変化します。

Googleが「そのキーワードで調べるってことは、買いたいニーズだな?」と判断すると通販サイトが表示されたり、「近くのお店探してるな?」と判断されると地図が表示されたりします。

もし狙いたいキーワードで検索した時にこのような画面がでてきた場合は上位表示の期待値が低いため、キーワードを変更することも検討しましょう。

「さてはこの内容について知りたいな?」と判断された場合は、情報系の記事コンテンツが多く表示されます。

ちなみに「レーモンド松屋 経歴」と調べると下記の画像のようになります。

このキーワードをGoogleは「さてはレーモンド松屋に関する情報を知りたいな?」と判断したようです。

主にオーガニックでのSEOを考えている場合はこの「情報系の記事コンテンツが多く表示されたSERP」であることが重要です。

手順6 第一回ユーザーのリアルな声の収集(オンライン)

ここからはユーザーのリアルな声をアウトラインに盛り込みます。

コンテンツには網羅性以外にも「独自の観点」が重要であることは前述した通り。

検索しても出てこない部分に本当のユーザーニーズがあったりします。

そのような隠れたニーズを掘り出すため、にヤフー知恵袋などのQ&Aサービス、TwitterなどのSNSなどでも検索して調査します。

調べると思ってもみなかった角度のニーズが拾えたりするので欠かさず調べましょう。

手順7 章立てを作成しよう

ここまで調べたらようやく章立てを作りはじめます。

書き出しから第一章、二章とロジカルな構成になるよう心がけましょう。

サジェストキーワード、共起後も再度見返し、どの章でどのような内容に触れるのかもしっかり記載。Q&Aサイトなどから発掘した隠れたユーザーニーズも章立て、ないしは内容に盛り込みます。

  • 各章が論理的につながっているか
  • 1章につき1つの論点になっているか
  • ニーズの高い順序になっているか
  • 内容に漏れと重複がないか(MECEかどうか)
  • 前後のつながりが不自然ではないか
  • 斜め読みしても意味が理解できるか

などをしっかり意識して章立てを構成していきましょう。

手順8 第二回ユーザーのリアルな声の収集(オフライン 第一回ユーザーインタビュー)

ここまではオンラインでできるリサーチを行い、章立てを作成。どんな内容のコンテンツなのかの全体像が見えるようになってきました。

ここからはオフラインでの情報も集めます。まじか!という感じですが、まじでございます。

具体的にどのようなことをするかというと、プロトタイプとして作った章立てを実際のペルソナに近しい人、もしくはペルソナその人に見てもらい、フィードバックをもらうというもの。

どれだけ頑張ってリサーチをして章立てを作ったとしても、見てもらうべき人に届かなければ意味がないためです。

不足点などより明確にするために1人だけでなく複数人に見てもらうことも大切。

オンラインだけでなく実際のオフラインの動きも通じて章立てをより強固にしていきます。

手順9 執筆開始!日本語などの表現に気を付けて進めよう

ここまで行ってからようやく執筆!いやー長かったですね…

執筆をする際はたくさんのポイントに注意します。

代表的なポイントで言うと、

  • 文末表現の重複:文末が全て「です」など同じ表現で終わっていないか
  • 冗長表現の回避:さくっと言えることをダラダラ言っていないか
  • 一文一義の意識:1つの文章に2つも3つも観点を入れていないか

他にも意識する点はありますが、これらも意識して執筆。

ものすごく意識してたとしても全然ダメなことも多々あるので、何度も何度も見返すことが大切です。

記事を書く際にチェックすべき日本語の表現などについてはまた別のコンテンツにまとめようと思っています。

手順10 第三回ユーザーのリアルな声の収集(オフライン 第二回ユーザーインタビュー)

またかこれやるんすか!という感じですがまたやるんす。

記事を執筆したらペルソナさんにもう一回見てもらいましょう。その人に本当にそのコンテンツが刺さるかどうかを確認しなくてはいけません。

確認してもらうと、

「書いてある単語の意味がわからない」

「なんかここの助詞が変なんだけど」

「この文章、読点多くない?」

「もっとここ詳しく知りたいんだけど」

「なぜこのコンテンツに石原裕次郎は登場しないの?」

などといった辛辣極まりないフィードバックを頂戴することになるかもしれません。そうなると時としてヘコみます。

でもその悲しみはユーザーの幸せのため。しっかり受け止めてより良いものにするために再度手直しをしましょう。

手直しをしてペルソナさんから「いいんじゃない?」的な評価をもらったらひとまず完成!お疲れ様でした!

ここまで行ってようやく1コンテンツ完成です!わーい!

しっかりコンテンツを作ったつもりでもそれで「完成」と思わないこと。随時リライトを行うことも重要

10の手順でコンテンツを作ったとしても加筆すべき観点や修正すべきポイントは常に発生します。

制作して終わりではなく常にブラッシュアップ、リライトしていくことが大切です。

特に時事性の高い内容の場合は時間軸を意識して常にフレッシュな状態に保つようにしましょう。

最後に

非常に残念ですがコンテンツ制作は「記事を書くだけ」と思われてしまっていることもあります。そのため、コンテンツマーケティングは「記事を投下するだけの施策」と捉えられてしまっていることも少なくありません。

情報をマーケティングに活用し、ユーザーの態度変容を促すためには、戦略的に作り上げた愛のあるコンテンツが不可欠だと思っています。

ちょっと大変な作業ですがユーザー幸せを願い、頑張っていっぱい調べてしっかり書きましょう。

もしかしたら自分たちが手掛けたコンテンツがユーザーの人生をいい方向に導くかもしれませんし、そうでありたいと思っています。

最後はマリオテニスをしている時のようにちょっと熱くなってしまいましたが、このコンテンツがわずかでも記事を制作する方のお役に立てれば幸いです。

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